検診について
日本人女性の乳がん罹患率は年々増えており、約9人に1人が新たに乳がんと診断されています。
乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍です。放置するとがん細胞が増殖して乳腺以外のさまざまな組織や臓器へ転移します。
しかし、早期に治療を行えば約90%の方が治るといわれています。
乳がんから命を守るために、早期発見・早期治療を行うことがとても重要です。
当院はマンモグラフィ検診施設・画像認定施設であり、読影認定医と撮影認定技師(女性)が勤務しています。また、神戸大学医学部乳腺外科と提携しており、毎週土曜日に乳腺専門の医師が、乳腺エコー(乳腺超音波検査)を行い、自己検診法を指導しています。
マンモグラフィおよび乳腺エコーを合わせて検査することで早期発見、早期治療を目指しています。
毎週金曜の午後(13時から16時)に完全予約制で女性医師・女性技師による乳がん検診を行っています。明石市乳がん検診のクーポン(助成券)もご利用になれます。
検診内容
- 01問診
(必要に応じて視触診)
- 02マンモグラフィ検査
-
女性技師の対応で安心
この検査は、専用の撮影台の上に乳房をのせ、挟みながら圧迫してX線撮影を行います。痛みを感じることがありますが個人差があります。左右それぞれ方向を変えて計4枚撮影します。マンモグラフィ検査によって石灰化や腫瘍の有無、大きさや形がわかります。
妊娠の可能性のある方、ペースメーカーなどが留置されている方、豊胸術後の方は原則としてマンモグラフィは行いません。
- 03乳腺超音波
(エコー)検査 -
乳房にゼリーを塗り専用の器具を当てて観察します。医師、女性技師が行います。痛みや放射線被曝はありません。マンモグラフィで異常が認められた場合の追加検査や、しこりのある時の良悪性の診断のために行います。また若年者、妊娠、授乳中の方、豊胸術後、ペースメーカー等を胸部に留置されている方、マンモグラフィで高濃度乳腺と言われている方にはエコーをお勧めします。
またエコーで病変が認められた場合、良性と悪性(乳がん等)の区別が必要な時は、病変から細胞や組織を採取する病理検査(穿刺吸引細胞診、針生検)を行います。結果は1~2週間ほどかかります。- 検査は毎週土曜日(午前)に実施しております。(予約制)
- 初回は検診もしくは診察を受けていただく必要があります。
- 2回目からはお電話で予約できます。
- 担当医師:山本恭助
検診費用
- 明石市乳がん検診(問診+マンモグラフィ)
40〜49才:2,800円
50才以上:2,200円 - 自費乳がん検診
問診(視触診) + マンモグラフィ:5,500円(税込)
乳腺エコー:3,850円(税込) - 協会けんぽ (対象者:偶数年齢になる方)
- 人間ドック(オプション)
- 各種検診 (オプション)
受診を希望される方は当院受付または
お電話で承っております。
お気軽にお問い合わせください。