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内科

内視鏡センター

2019年4月1日より、内視鏡センターを開設いたしました。
また2023年8月より関西医科大学総合医療センターの消化器肝臓内科および関連病院より、内視鏡学会専門医(指導医)を含む派遣の先生方を迎えて新体制を整えています。
最新式のレーザー光源カメラを導入しており、前処置のためのお部屋や、トイレなどが新設されています。
これにより、検査時の移動が短くて済み、リラックスできるような設備環境が整いました。
痛みの軽減を目的とした、検査後のリカバリールームも備えています。
胃カメラ・大腸カメラの受診に関してご相談等ありましたら、受付またはお近くのスタッフまでお尋ねください。

内視鏡検査とは

一般的には「胃カメラ検査」と言われることもありますが、胃に限定せず、また検査手法の違いもあり、現代医療で正しくは内視鏡検査といいます。食道・胃・十二指腸などの内部を検査するため、口や鼻または肛門から内視鏡(細いチューブ状のもの)を挿入し、医師がモニターで観察します。病変の発見(検査)を第一の目的とし、発見時は病変組織の一部を採取し、詳しく病理検査をおこないます。

内視鏡で発見しやすい病気

  • 早期がん(食道がん、胃がん、大腸がんなど)
  • 逆流性食道炎
  • 食道静脈瘤
  • ヘリコバクター・ピロリ菌の有無
  • 潰瘍、ポリープの発見

内視鏡検査方法と治療について

内視鏡センターの設置に伴い、がん検診を積極的におこなっています。がんの早期発見時は当院での治療が可能です。
内視鏡検査は全て予約制ですが、緊急を要する場合(吐血など)には随時対応いたします。

01上部内視鏡検査

心窩部痛、腹痛、貧血の原因を調べます。市民検診による胃がんリスク検診(ABC検診)や胃バリウム検査等で精密検査が必要とされた方もご相談ください。食道・胃・十二指腸に発生する潰瘍、炎症、腫瘍、ポリープ等を診断します。必要に応じて、病理組織検査・ヘリコバクターピロリ菌のチェックも同時に行います。

当院の上部内視鏡検査について

通常の検査では鼻から挿入する経鼻内視鏡(FUJIFILM社製)を使用します。直径は5.9mmと鉛筆よりも細く、苦痛の少ない内視鏡です。
通常、鎮静剤を必要としませんが、希望により鎮静剤を用いた「寝ている間に検査」も行っておりますので、希望される方は遠慮なくお申し出ください。

ピロリ菌の除菌治療について

ピロリ菌は胃の粘膜に入り込み炎症を起こし、胃・十二指腸潰瘍、慢性萎縮性胃炎の原因となります。また、最近では胃癌発生のリスクになることも判明しています。ピロリ菌の除菌により、胃・十二指腸潰瘍の発生や胃癌の発生リスクを低減することができます。
除菌治療(保険適応)には、ピロリ菌の感染の確認と内視鏡診断が必須となっております。受診時にお気軽にご相談ください。

上部内視鏡(胃カメラ)検査をご希望の方へ

こちらの書式(説明・同意書)をダウンロードして、記入の上、受診して頂くとスムーズな診療につながりますので、是非ご利用ください。

02下部内視鏡検査

大腸内に発生する炎症、腫瘍、ポリープ等を診断します。必要に応じて、病理組織診断も行います。お腹の調子が悪い、お腹が張るなどの症状でお困りの方や、各種検診で便潜血陽性と診断された方は是非ご相談ください。

大腸ポリープについて

大腸癌の多くは腺腫という良性腫瘍が次第に癌化してくると考えられております。良性腫瘍の間に内視鏡的に切除する方法が大腸癌を予防する治療につながります。当院では、検査時にポリープと診断した場合には同時に切除することが可能です。

診察医師紹介

医師紹介 加藤 孝太
資格 医学博士
日本内科学会認定医
日本消化器学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
医師紹介 山階 武
資格 医学博士
日本内科学会認定医
日本消化器内視鏡学会専門医・近畿支部評議委員・学術評議員
消化管学会専門医・指導医・代議員
医師紹介 諏訪 兼彦
資格 日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本消化器学会専門医、日本肝臓学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
難病指定医
医師紹介 李 兆亮
資格 日本消化器学会専門医
日本消化管学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本肝臓学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
ピロリ菌感染症認定医