訪問リハビリでは原則として、通院や施設への通所が困難であり、医師が必要性を認めた方を対象としています。
病院で行うリハビリとは異なり、療法士がご自宅に伺うため、利用者様が実際に生活されている場で、各々の生活環境に沿ったリハビリを行います。また、介助方法に不安を抱えているご家族様も一緒に練習でき、療法士による介助方法の指導や適切な福祉用具の提案などもしています。
機能訓練や動作練習だけでなく、趣味活動や社会参加、外出など目標に応じて利用者様が充実した在宅生活を送れるように支援しています。
こんな方へ
- 在宅でのリハビリを希望し、医師がリハビリの必要性を認めた方
- 退院後などで在宅生活が不安な方
- 自宅での環境に合わせて運動や指導を受けることが望ましい方
- 寝たきりや閉じこもり傾向を改善したいと考える方
- 変形や拘縮予防のためにリハビリを必要とする脊髄損傷、筋ジストロフィーなどの方
- 介助量が増えたと家族（介護者）より相談を受けた方
- 自宅で転倒を繰り返しているなど、住宅環境の見直しや練習の必要がある方
訪問リハビリでできること
- 可動域訓練
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各関節が固くなって、動きにくくなることを防ぎます。
- 筋力増強練習
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弱った筋肉を鍛えることで、筋力・体力を向上させます。
- ADL練習
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室内外での基本的な動作（立つ、座る、寝返り、着替え、トイレ、入浴動作等）の練習を行います。
- 歩行練習
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安心して外出が出来るよう、安全な歩行の仕方を練習します。
- 家族への指導
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適切な介助方法について指導を行い、介助者の負担軽減を図ります。
- 住宅改修の相談
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安全で快適な生活を送る為、手すりの設置や、家具の配置の修正、段差の解消などの相談に応じ、助言を行います。
- 福祉用具の選定
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歩行器、シルバーカー、杖や靴、その他のアドバイスを行います。
上記以外に、利用者様それぞれに合ったリハビリを行い、生活の質の向上を目指します。
訪問地域
| 訪問可能地域 | 明石市、稲美町、播磨町、神戸市西区の一部 |
|---|---|
| 訪問可能日時 | 月曜～土曜日 9時～17時30分 （祝祭日および12月30日～1月3日は不可） |
利用開始にあたって
要介護認定を受けている方は、野木病院リハビリテーション科もしくは担当のケアマネージャーか地域包括支援センターにご相談ください。
介護認定を受けていない方は、当院のケアマネージャーもしくは医療相談員にご相談ください。
訪問リハビリを行う際、医師の指示書が必要となりますので、当院医師の診察をお願いすることがございます。